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南部占領作戦

南部占領作戦 ヨシュア記10章40節

今日はイスラエルがバレスチナの南部の全住民を虐殺した箇所を読みました。早速直訳です。

ヨシュア記10章40節ヘブル語原典直訳

40 ・ そして彼は撃ち殺さした イエホシュアッハ を 全ての その聴従 その 山 そして そのネゲブ  そして その 裾 そしてを 全ての 王ら彼ら 無い彼が残さした 生き残り そしてを 全ての その 息する 彼は根絶(破門)さした として 所の彼が徹底的に命じた ヤハウエ 神らの イスラエル 

ヨシュア記10章40節 70人訳ギリシャ語原典直訳

40 ・そして 彼は打った イエス 全てらを その 地を その 山地を そして その ネゲフを そして その 平地を そして その アシドテを そして その 王らを 彼女の、 する所の 彼が残した 彼らを 救われているを。 そして 全て 中で息在るを 生命の 彼は外に滅ぼした、 する所を やり方を 彼が中で命じた 主は その 神 イスラエル。

今日は翻訳は止めておきましょう。どういう間違いか、人はキリスト教や聖書に愛ややさしさを求めている様です。しかし、聖書にはその事が大切な事として教えられてはいるのですが、肝心のその様な愛や、やさしさが現実になる事は教えてはいないのです。

一カ所だけその様な箇所を記しておきます。
マタイ24章12節、直訳 ・12 ・そして 通して その 増加させられる事 その 不法律 彼が確かに息をかけられて(冷めさせられる) その 愛 その 多くらの

翻訳・不法(律)が増加して、多くの人びとの愛は確実に冷酷に変わります。

さて、いまご紹介した「愛の欠如が現実の世界の姿である」という事を踏まえて聖書の教えているのは「私達が生きる世界は、時代と共に憎しみや犯罪が増加する」と言う事なのです。そして当然これらの不法は「個人から地域社会、さらに国家を害し、それぞれが争い合い最後に人類は戦争で殺し合うことが日常的になる」というのが聖書が教えている人間社会の未来(現在の?)現実の姿なのです。

勿論聖書は平和を教えますが、それは「現実の世界に平和が無い」ことが前提となっているのです。そして今日の箇所は、神様がパレスチナの住民全員を殺戮する様に命じ、その命令を実行した記録なのです。

前世紀に良く問題になったホローコーストときょうの聖書箇所の大量殺戮の記録は全く異質の問題であることがお分かりでしょうか?

その異質の点は次の点なのです。前世紀に問題になったホローコーストは殺戮された側が生き残って憎しみをこめて自国の被害をかなり(あるいは少し)大袈裟に記してプロパガンダてき側面をかなりもっています。

しかし聖書の今日の記録されているカナン南部地域の住民の大量殺戮は加害者側(神様の命令によってイスラエル)がなした殺戮として記されて現代に伝えられているのです。記録するものが被害者の視点では無く加害者=神様の視点で臆面もなく正しい事として堂々と聖書に記録されていると言う点なのです。 ということで聖書のホローコーストは「人類に対する一部の国家の犯罪的行為」として加害者(国)告発の為の被害者の記録ではないのです。反対に、「悪い人間どもを神様の命令によって地上から抹殺した」という★神の義の実行の記録★とされているという事なのです。

本当に、驚くべきは聖書の記録です。しかし、今日の箇所は重要な意味を秘めているのです。それは「人間とは何か、神様とはどなたか、そして神様と人間の関係はどうであるのか」を知る鍵を聖書を読む人に提供する基本的な聖書箇所なのです。

即ち、聖書か教えているのは人間と神が敵対関係に有り、互いが相手を非難し、神は「世の終わりに天地と全ての人間を滅ぼす」(第二ペテロ3章7節他)と聖書に記されているのです。今日の大量殺戮は神様がやがて全世界とその中の全ての人間を壊滅する予告と言う事なのです。また、その事を知った、人間は「聖書と神を認めたくない」ので、」神は死んだ、世界に神は存在しない。」と豪語しているのが偽らざる人間の本心なのです。

と言う事で今日は神様と人間の関係がほのぼのとした愛では無く、互いを拒否し合う敵対関係であり、その事をまず認めて、神の敵きに対する神の裁きを逃れる為に、記されている聖書の福音(聖書全体をさす)を知り、受け入れる事の大切さを認識する箇所なのです。

聖書と戦争に関しては以下をご覧ください。

The Longest Day http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/4443865.html

聖書は戦争の記録 http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/4358259.html

植民地用キリスト教 http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/4271044.html

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