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歴代誌最終章

歴代誌第二 34章~36章  

  先程ようやくの事で歴代誌の第二の最後の章の直訳を終えました。今週は普段よりもヘブル語とギリシャ語からの訳がそれぞれ1章少ないので木曜には終わるだろうと踏んでいましたが大きな誤算でした。

  列王記や申命記の最終章で酷く手間取りましたのでこんな事もあろうかと3章丈にしておいたのですが意外と全章手間取りいつもよりも相当遅くギリギリ間に合って完了した次第です。

以下はその直訳へのリンクです。

ヘブル語原典からの直訳

http://bible.co.jp/bible/ot/2ch/2ch34.htm
http://bible.co.jp/bible/ot/2ch/2ch35.htm
http://bible.co.jp/bible/ot/2ch/2ch36.htm

以下の3つは同箇所の70人訳ギリシャ語原典からの直訳です。

http://bible.co.jp/bible/lxx/2ch/2ch34.htm
http://bible.co.jp/bible/lxx/2ch/2ch35.htm
http://bible.co.jp/bible/lxx/2ch/2ch36.htm

色々面白い箇所がありましたが一カ所丈ご紹介しておきます。

70人訳歴代誌 第二 36章 05節 直訳

d ・ そして 中で 血 非罰に、 する所に 彼が外に注いだ イオエキム そして 彼が満たした その ヒエルサレーム 血は  非罰、そして 無い 彼か願った 主は 外に荒廃させる事 彼らを。

ヘブル語原典歴代誌第二 36章 17節 直訳

17 ・ そして彼が上った 上彼ら を 王の カシュデイーム そして彼が(刑罰としての)殺害した 青年ら彼ら 中で 剣 中で家の聖所彼ら そして無い 彼が倹約した 上 青年 そして 処女 老いた そして老いぼれ その 全て 彼が与えた 中で手彼

 70人訳とヘブル語はこの最終章はかなり相違していますが、その点は置いておき、70人訳の36章の5節に記された南王国ユダの滅亡の原因に注目したいのです。「非罰」と言う言葉が使われていますが、罪の無い物の血を正式の裁判で有罪にする事を意味しています。

 今日流に言えば冤罪、あるいは犯人ではないし、本来は罰する必要が無いと分かっている人を、罰する事がユダが神様に滅亡されられた重要な原因だと言う主張です。

  次に記されていいるのは ヘブル語の36章の17節です。 ご紹介したいのは「刑罰としての殺害」と言う言葉です。 南王国ユダの滅亡はその国で行われた罪の無い物に対する有罪刑の執行に対する刑罰による国家の滅亡だと言うのです。

  この事が明示している事は、「世の中はやはり正義が支配する様にしなければならない」と言う事かと思います。

★と言う事は「現実の世界はは正義ではなく悪が支配している事を認識」しないと事「=聖書の理解も世の光と地の塩の働き」は開始出来ないのです。この点が多くの国家や宗教、特に肝心のキリスト教会の中で認識されていないのがお粗末な現実です。


これで創世記から歴代誌までヘブル語原典と70人訳ギリシャ語の直訳がおわりました。次週はエズラ記に入る予定です。

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